大きなババオオゴンオニの羽化を期待して、4ペア体制でトライしてみましたが、結果がほぼ見えてきました。目も当てられない程の結果となっています。
使用した親は、とても良い血を持っていると思っています。つまり飼育のレベルが付いて行かなかったことになります。
結局、♂は、20gを達成した幼虫は1頭もいません。これでは、70㎜達成は困難です。ほぼ全ての幼虫は、菌糸ビンの中で早めに暴れ、じっくりと食べてくれませんでした。同じカワラ種のタランドゥスも暴れる傾向にはありますが、落ち着いて食べてくれる幼虫も比較的います。対してババが、こんなに暴れるとは・・・。
やはり、カワラ菌糸の扱い方が、正しくないということなのでしょう!
小さい個体ばかりですが、血は良いものを持っていると、思っていますので、羽化個体の中から親を決めて、何かしらの対策をたてて、もう一度トライするつもりです。
小さな♂の紹介:ちっとも大きくならず、ビンの交換だけは増える。この小さな♂も最終「13.5g」で、57㎜で羽化しています。
※他の♂もこんな感じで、「ニッパ」のような短い顎の♂ばかりが羽化しています。