現在、今年の春に採取した幼虫の内、早いもの（早期）が♀を中心に羽化が始まっています。この早期羽化ですが、特定のペアからの子が集中するように羽化してきています。この傾向は、昨年も感じていた事です。
現在の羽化状況をまとめてみました。
上表のように、交配番号「5-16」は、蛹と羽化を足すと、50％近い幼虫が早期羽化に近いタイミングで羽化（或いは羽化しそうな）してきていることになります。
又、次に多いのが交配番号「5-19」で27％です。この「5-16」「5-19」の♂は共通で腹違いとなります。
早期羽化には環境的な条件もあると思いますが、早期羽化の傾向に血統も関係あるのかも知れません。勿論早期羽化が目標ではなく「大型で極太」が目標ですが、良い個体が羽化するのであれば、サイクルが早く、菌糸ビンも少なくて済むのですが・・・。
