2023/6/24 大型・極太系オオクワガタ、羽化個体紹介

昨年春に産卵した幼虫たちの羽化もピークは過ぎて、現在はポロポロと羽化しています。今回は3頭のみですが、写真撮影しました。

 

①管理番号【4-9-23】

下記過去のブログで劣化した菌糸の上で前蛹になっているのを人工蛹室に移し、その後蛹⇒羽化した固体です。

kuwa-breeding.hatenadiary.jp

※このように平らなマット状の菌糸の上で蛹化すると、かなりの確率で蛹化不全となると思っています。人工蛹室に移すのが、正解だと思います

蛹の写真を取り忘れましたが、ラッキーにも綺麗に羽化してくれました。太くはありませんが、細いという感じでもない評価でしょうか?

6月8日羽化です。現在の体長は約75㎜。体が固まれば、BASEショップ余品コーナーにUPの予定です。

②管理番号【4-18-11】

この幼虫は、中々蛹化の兆候がなく、捨てビン【他の個体が羽化した菌糸ビンで劣化が少なく、菌糸部分が多く残った瓶】を再利用して、蛹化スイッチを入れることができたケースです。

この管理番号【4-18】は、同腹に多くの種候補をキープしており、期待していたのですが、普通個体でした。6/9羽化(現在約 78.5㎜

体が固まれば、BASEショップに余品コーナーにUPの予定です。

③管理番号【4-26-5】

下記ブログにて人工蛹室に移した個体が羽化したものです。

kuwa-breeding.hatenadiary.jp

蛹の顎はとても良く、無事に羽化してくれれば、良い個体だと期待していた蛹です。

ただし、この時のブログにも書きましたが、向かって右の翅が上手く体に巻き付いていない感じがあり、羽化は心配ではありました。

羽化個体です。蛹で言うところの、右翅(羽化個体の左上翅)が少し短かく、その分、尻が出ています。交尾には問題ないと思いますが・・・。

6/2羽化(現在約78.5㎜)。アゴも体幅・体長も良く、とても惜しい個体です。