2023/9/19 タランドゥスオオツヤクワガタ次の系統(TR5-3)

タランドゥスオオツヤクワガタですが、令和5年になって3系統目の産卵をスタートさせています。一応タランドスシリーズは、ほぼ羽化終了した系統も含め、現在5系統動いています。

今回は、Eライン(TR5-3)に当るペアです。

使用した親は「♂親(83㎜)×♀親(54.2㎜)」

  ※捕れる子供は「CBF1」となります。

  ※♂親は、後食後約8か月経過、♀親は、後食後約2か月経過しています。

 

8/10~8/15:同居ペアリング(♂の顎縛り有り)

8/15~8/18:エサ食べてもらい栄養補給

8/18:1回目産卵SETに♀投入。

   ※この♀は符節が前足2本取れているため、誘導孔をあけてのSETとしました。

   ※翌日にはそのまま奥に潜っていました。

8/28:1回目産卵SET割り出し⇒13個の卵を採卵し、2個のプリンカップ(削りカス)で管理です。♀は同じく誘導孔によるSETへ投入しました。

8/28~9/7:SETしたものの、穴から出てくるので、エサ休憩を取りました。

※その後、9/7には、潜ったようだが、材の外に出てる「削りカス」の量が少なく、産むかどうか不明。

 

8/18:1回目産卵SET

   ※前足符節取れ♀の為、誘導孔を開けたレイシ材にSET

8/28:割り出し⇒13個の卵を採卵した。2個のプリンカップにて削りカス管理です。実際に産んでいる卵は下記右の写真のように、卵の回りに空間がありますので、このように削りカスで再現して管理します。孵化には、湿った環境が必要ですので、削りカスは水分も適量にしておきます。

13個の卵。まだ産んで間もなく、楕円形状ですが、有精卵であれば、プリンカップで管理中には丸く、大きく膨らんでいき、やがて孵化します。

孵化までは、産卵後、3週間くらいでしょうか?