今期も5月中旬から菌糸ビンに投入を始めた幼虫の菌糸ビン交換が始まります。
頭数が比較的多く、これから暫くはこの作業が続きます。極太系は大型系と違い幼虫の段階では羽化個体が想像しにくいのであまり楽しみのある作業ではありません。せいぜい頭の大きさが気になる程度でしょうか。
①1本目の菌糸ビン
私のところでは、1本目は以下のガラス500ccとP800ccを使用しています。
左がガラス500cc右がポリ800ccです。手詰めした菌糸は1週間程度で写真のように白くなってから使用します。
菌糸ビンに穴を開けて、幼虫が居たマットや産卵木の食痕を入れて、成長を待ちます。
②菌糸ビン交換:写真のガラス500ccは凡そ2か月~2.5か月で交換となります。
今回の交換は以下のガラス500cc3本です。
交換時の3令幼虫。
1本目:佐賀神崎産幼虫です。投入後2か月と13日での交換。500cc1本での我が家での佐賀の平均的重さです。
2本目:極太系500cc×1本目では、♂では概ね18~22gですので、平均的な重さ。
3本目:極太系500cc×1本目では、♂では概ね18~22gですので、平均的な重さ。頭はまずまずのサイズと思われます。
親紹介
管理番号【5-18】:これは、佐賀神崎産で今期2系統の内の1系統。
♂83㎜ ♀55㎜
管理番号【5-16】:今期ブリードの阿古谷産で大型・極太系オオクワガタの内の1系統です。♂の同腹は、不全が少なく、きれいに羽化する個体が多く、大きさや体形も良かったために親に選定しています。
♂79.0㎜ ♀53.8㎜