オオクワガタの♀は、ほとんどの場合は、上手く羽化してくれますので、人工蛹室に移すケースは少ないのが現状ですが、今回、500㏄ガラス瓶が必要で、蛹の状態で人工蛹室に移ってもらいました。
♀で人工蛹室にするケースは、
①きわめて大きな♀でビンに対して大きすぎると感じるケース。
②あまりにもビン底過ぎる蛹室のケース。
③マット状になったビンの上部表面で蛹化しそうなケース
④同様に蛹室が平面上になっているケース
⑤あまりにも泥状化した菌糸
等でしょうか?
①今回人工蛹室に移した、4本の500㏄ガラス瓶で蛹化した♀。最終体重的には、13から14gとほぼ標準的大きさです。
②人工蛹室:♂の蛹室程慎重に作っていません。入れ物も空気穴が有って、余り乾燥しない容器であれば、OKです。今回は、450㏄プリンカップと100均の蓋つき容器を使いました。
※プリンカップは乾燥しやすいので、ビニールをかまして、穴を開けています。